コーティングの保証書をデジタル化する方法とメリット
コーティングの紙の保証書をデジタル化すると、施工店・お客様の双方に何が起きるのか。発行の流れ、記録する項目、真正性の担保のしかたを実務目線で整理します。
コーティングの保証書が抱える課題
コーティングの保証書は、施工の品質と再施工・メンテナンスの条件をお客様に伝える大切な記録です。ただ、紙で運用していると次のような場面で困ります。
- お客様が保証書を紛失し、再施工の可否を確認できない
- 「本当にその材料で施工したのか」を後から確認する手段がない
- 中古車として売るとき、施工履歴を次のオーナーへ渡せない
施工証明書とは何か、紙とデジタルで何が違うのかは施工証明書とは?紙の保証書との違いで全体像を整理しています。この記事では、コーティングの保証書を実際にデジタル化する手順に絞って解説します。
デジタル化で記録する項目
デジタルの施工証明書では、紙の保証書に書いていた内容をそのまま構造化して残します。
- 施工内容 — ガラスコーティングかセラミックコーティングか、使用した製品名
- 施工箇所と写真 — 施工前後の写真、膜厚などの測定値
- 施工日・施工者 — いつ、誰が施工したか
- 保証条件 — 保証期間、メンテナンスの条件
膜厚などの測定値を記録として残す仕組みは膜厚記録の機能ページで解説しています。
真正性をどう担保するか
デジタル化で一番の価値は、「後から書き換えられない」ことを技術的に示せる点です。
施工記録のハッシュ値を計算し、ブロックチェーンへ刻む(アンカリング)ことで、その時点でその記録が存在したことを第三者が独立に検証できます。仕組みはブロックチェーン・アンカリングで詳しく説明しています。あわせてやを用いれば、「いつ・誰が」発行したかも担保できます()。